Medical Examination検査
各種検査を行っています。希望される方は、あらかじめ問い合わせください。
ただし、保険適応で検査をするのは、病状に対して医師が必要と認めた場合だけです。
血液検査
- 血液一般検査
貧血など
- 生化学検査
肝機能、腎機能、中性脂肪コレステロール、尿酸、糖、鉄、亜鉛など
- ウィルス抗体検査
抗ピロリ菌抗体(一部保険適応外)など
- 自己抗体検査
リウマチ、膠原病など
- RAST
食物アレルギー、鼻炎・結膜炎・喘息
- 血液型(保険適応外)
パッチテスト
金属、化粧品、香料、塗料、石鹸、ゴム、防腐剤、毛染めなどによるかぶれ:接触性皮膚炎の検査です。
迅速抗原検査
抗原検査はウィルスや最近を必ず検出できるとは限りません。たとえ感染していても、ウィルスや細菌が一定程度増えていなければ検出できずに陰性となります。したがって、検査が必要と考えられる場合でも、適切な検査時期を選ぶ必要がありますし、発病初期においては、複数の家族が最近罹っていた感染症があって、症状や診察所見がかなっていれば、検査よりも臨床による判断の方が、診断率が高くなることもあります。そのような場合には検査をせずに、抗ウィルス剤や抗生剤を処方することもできます。
また、必要ないのに安心したいというだけで検査することは通常ありません。
- インフルエンザ迅速抗原検査
発熱数時間後では検査で検出することはあまり期待できません。少なくとも12時間前後経過していることが望ましいです。発症後24時間経過して90%以上の検出が期待できます。したがって、12時間前後で検査して陰性だった場合も、翌日になっても症状が続く場合は再検査をすることができます。
ところで、インフルエンザに対する抗ウィルス剤(タミフル、イナビル、ゾフルーザ)は増殖を防ぐお薬なので、その効果は48時間以内の開始で期待できます。
したがって、初診の検査であれ、翌日再診による再検査であれ、抗ウィルス剤の処方を希望される場合は、14時間以内が望ましいのです。
- 新型コロナ迅速抗原検査
発熱数時間後では検査で検出することはあまり期待できません。少なくとも12時間前後経過していることが望ましいです。発症後24時間経過して90%以上の検出が期待できます。したがって、12時間前後で検査して陰性だった場合も、翌日になっても症状が続く場合は再検査をすることができます。
現在、新型コロナに対する抗ウィルス剤(ゾコーバ)も12歳以上の適応で開発されています。大変高価なお薬ですので(約5万2千円、3割負担で約1万6千円)。高齢者で持病を持つ方には勧めています。(若い方でも持病があって、新型コロナが心配で内服を希望している方には処方しています。)
- アデノウィルス迅速抗原検査
アデノウィルスは急性咽頭結膜炎(プール熱)の原因になります。高熱が続き、のどと目の結膜が真っ赤になっていて必要と判断された場合のみに検査をします。アデノウィルスに対する特効薬(病気を早く治す薬)はありません。したがって陽性であっても対症療法(症状を軽くする薬)しかできません。ただし、中耳炎などをしばしば合併することがあるので、その場合には抗生剤を処方します。
- 溶連菌迅速抗原検査
溶連菌は急性咽頭扁桃炎の原因になります。溶連菌などの細菌感染は抗生物質で早く治ります。(しかし、ウィルス感染に抗生物質は効きません。)必要と判断すれば検査をします。しかし、アデノウィルス検査が陰性で、溶連菌も含めた細菌感染と判断された際には、検査をせずに抗生剤を処方することがあります。
- マイコプラズマ迅速抗原検査
マイコプラズマは、急性の呼吸器感染症の原因になり、長引く熱と頑固な咳が特徴です。必要な時は検査を行い、陽性であればマイコプラズマに効果的な抗生物質を処方します。ただしこの検査の陽性一致率はわずか80%なので、あるいは流行状況や臨床症状・所見から強く疑われれば、検査に陰性であったり、検査をしなくてもその抗生剤を処方することはあります。(これらの抗生剤はマイコプラズマに対する抗菌作用の他にも有益な効果があるため、たとえマイコプラズマ感染症でなくても無駄にはなりません。)
- RS、ヒトメタニューモウィルス迅速抗原検査
いずれも、咳、喘鳴(ヒューヒュー)、発熱を起こす乳幼児の感染症です。いずれも特効薬(病気を早く治す薬)はないため、対症療法(症状を軽くする薬)で治療します。したがってこれらの検査はあくまでも病状の把握のために必要と判断したときに行われ、検査結果で処方内容は変わりません。
尿路感染症について
細菌(主に大腸菌)が膀胱や腎臓に感染して排尿痛、しぶり尿、残尿感などを起こすことがあります。特に腎臓にまで波及する(腎盂腎炎)と高熱を起こし、重篤になることもありますので要注意です。発熱はあるが、のどの痛み、咳、鼻の症状がないときは尿の検査をすることがあります。診断がつけば抗生物質を処方します。腎盂腎炎で病状が重たい場合や、抵抗力の弱い方は病院に紹介します。